2014年2月18日火曜日

浅草六区から池波正太郎文庫(台東区生涯学習センター)

◎TOKYO PHOTO FROM ASAKUSA TO IKENAMISYOTARO-BUNKO 1.2.2014








◎text
浅草六区には「六芸神」と呼ばれる六体のブロンズ像が祭られている。浅草にゆかりのある実在の人物をモデルにしている。左から。直立不動の歌唱姿は唄神(うたいがみ)の東海林太郎。奏神(かなでがみ)の田谷力三はアコーディオンを弾いている。話神(はなしがみ)は落語家・古今亭志ん生。戯神(おどけがみ)の玉乗りをする大道芸人は氏名不詳という。演神(えんじがみ)は榎本健一そのもの。踊神(おどりがみ)は、踊り子の扮装をしている水の江瀧子、紅一点。

浅草中映ビル解体工事ビル現場に貼られた看板、工事関係者の“申し訳ありません”イラストが妙に可愛い…が、恐縮している風にはみえない。狭い路地に入っても飲食店や居酒屋、スナックBARなどが並んでいて、浅草は広い。

浅草二丁目の端にある「助六の宿 貞千代」は江戸文化を堪能できる宿だという。宴会では太鼓もちや投扇興、都都逸、講談、新内などさまざまな江戸の芸・遊びを楽しむコースも用意されている。国際通りを渡って西浅草に出る。スナックの入口にすっぽりとはまった自動販売機、その上から破れたビニールが垂れるうら寂しい光景に出会ったりもする。

通りをしばらく進むと台東区生涯学習センターの一階に、池波正太郎文庫があった。年譜や著作本、万年筆、パイプ、帽子などの愛用品と生前のままに復元された書斎などがあって、多くの人が訪れていた。ちなみに池波正太郎が生まれたのは「待乳山聖天(まつちやましょうでん)」の近所。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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