2014年1月9日木曜日

江戸最古の谷中七福神めぐり(1)

◎TOKYO PHOTO YANAKA-SHICHIFUKUJIN  ; 7.1.2014










◎text
2014年の初歩きは近所の谷中七福神巡りから。

七福神は福をもたらすとして日本で信仰されている七柱の神のこと。富財は大黒天、愛敬は弁財天、威光は毘沙門天、長寿は寿老人、人望は福禄寿、大量は布袋尊、正直は恵比寿となっている。それぞれの社を順に回り、縁起を呼ぶお参りが七福神めぐり。谷中七福神は、江戸中期に始まった江戸最古の七福神巡礼といわれ、北区、荒川区、台東区にまたがっているが、約2時間半で巡ることができる。

最初は田端駅から歩いて数分の所にある東覚寺の福禄寿。本堂の左手にある寺務所の中に祀られている。宝暦年間(1751~1764)に仁兵衛という人が創作した福禄寿は、戦災で焼失した。現在の木彫の福禄寿は、現存する陶神をもとに玄海という僧が忠実に復刻したものだという。

東覚寺から道灌山通りを越えて青雲寺へ。いつもは閉じられている本堂の正面扉が、恵比寿尊が見える程度に開けられている。境内の左手に滝沢馬琴の筆塚の碑(文化6年)が残されている。さらに進んで修性院の布袋尊へ。本堂内の左手に、重量220kgという相撲取りのような大きな体で構えていて、有り難みも増す。

年明けの谷中銀座周辺は、七福神巡りをする人たちの集団でごったがえしていた。手に手に谷中七福神御朱印和紙を丸めて持っている。これは寺で購入(1000円)して、御朱印を受ける際に各寺に200円ずつ納めるようになっている。

次は寿老人の長安寺へ。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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