2013年7月22日月曜日

夕刻の新宿 参議院選挙戦最終日と思い出横丁

◎TOKYO PHOTO SHINJYUKU ; 20.7.2013










◎text
久しぶりに新宿へ。JR南口から出て、小田急サザンタワーやマインズタワー、甲州街道沿いの文化女子大界隈や都庁など新宿西口を歩く。

駅に戻ると、参議院選挙戦の最終日とあって駅前では候補者が最後の街頭演説を行っていた。西口で訴えているのは最年少の参院選候補者、日本共産党の吉良よし子候補。声を枯らして力一杯の訴えに大勢の人が足を止めている。東南口の広場には民主党の鈴木寛候補、こちらの方がやや気迫にかけるか。南口では社民党、その他あちこちの選挙カーから訴えが聞こえていた。

週末の夕刻ともなると新宿は人で溢れる。新宿駅西口の北側の線路に沿ってある狭い空間に、小さな居酒屋がずらりと並ぶのは「思い出横丁」。全部で80店舗ほどあり、10人程度が入るといっぱいになるカウンターだけという店がびっしり並び、どの店も混み合っている。終戦直後の焼け野原に出来た闇市がルーツで、戸板一枚で区切った造りはその当時の名残りを残しているという。

平成11年に28軒の店舗が全半焼するという火災が起きた。思い出横丁は無くなってしまうのかの危惧もあったとのことだが、しばらくすると各店舗の補修作業が行われ、約一年後にはその殆どが復興して現在にいたっている。何とも新宿らしい。ガード下を通って夕闇迫る東口へ。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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