2013年6月17日月曜日

根津神社から東京都国公立大学戦硬式野球観戦(東大グラウンド)を経て本郷3丁目

◎TOKYO PHOTO FROM NEZU TO HONGO ; 15.6.2013









◎text
根津神社から山門前の通りをS坂へ。S坂を上り終わったところに東京大学野球場がある。試合のアナウンスが聞こえてきたのでちょっと見学をしていくことに。地震研究所の門から入り、正面に高いフェンスのある球場に進み、狭い観客席に座る。

行われていたのは東京都国公立大学戦。ちょうど海洋大学と首都東京大学の試合が始まるところだった。球場は狭くて場外ホームランなどは周囲の住宅に落ちるのではと心配になる。でも試合を見ていて、そんな大プレーはほとんど出ないのだと納得した。どちらのチームも人員は少なく、守りでマウンドに出るとベンチに残るのは数人といった具合。試合は初回に首都大が一方的に得点して、ほぼ勝利を確実にした。応援の観客も少ない。アナウンサーは女子のマネージャーか、アナウンスの合間に客席に座布団まで持ってきてくれた。

この日は1回戦の農工大1-2外語大、首都大6-0海洋大と、2回戦の一橋大4-2医歯大が行われた。さらに16(日)の結果は東大8-1電通大、学芸大10-2外語大、首都大7-0東工大。22(土)と23(日)に準決勝、決勝、3位決定戦が行われる。

先日、NHKの「クローズアップ現代」が、東京六大学野球の成績で現在50連敗中の東大野球部に特別コーチとして就任した元巨人軍投手桑田真澄氏を取り上げていて、興味深く観た。ピッチングコーチに就任して驚いたのは、一日12時間にもおよぶ長時間練習と、試合に負けても悔しさをぶつけないということ。まず練習方法の指導として、練習は量ではなく質、自分の頭で考えながら正しい体の動きを見つけ出すことを伝える。さらに何種類もの投球を中途半端に試みるのではなく、まず基本となる直球を身に付けろという。10投球中8球が狙い通りに投げられるように、集中的に練習せよという指導。そして自信を持って試合にのぞめということ。はたして、東大野球部は六大学の試合で、悲願の「勝ち星」をあげることができるだろうか。

球場を後にして、本郷三丁目駅周辺に来る。学生やサラリーマンの多い街らしく、居酒屋やラーメン店が軒を連ね賑わっていた。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
http://photos-of-tokyo.blogspot.jp/

◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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