2013年4月10日水曜日

豊島区慈眼寺 芥川龍之介と司馬江漢の墓

◎TOKYO PHOTO GRAVE OF AKUTAGAWA-RYUNOSUKE ; 15.3.2013




◎text
まだ桜には少し早い3月中旬、駒込の染井霊園先にある慈眼寺におじゃました。染井霊園は駒込5丁目と7丁目にあるが、細い路地を隔てた慈眼寺は巣鴨5丁目になる。

墓の入口の古い案内板に、司馬江漢の墓、斉藤鶴磯の墓、小林平八郎の墓、芥川龍之介の墓、比翼塚と説明がある。司馬江漢は江戸後期の画家。斉藤鶴磯は江戸中期の儒学者。小林平八郎は江戸前期の武士。

芥川龍之介が「僕の将来に対する唯ぼんやりした不安」との言葉をのこして自殺したのは昭和2年7月。田端の自室で雨の降りしきる日だったという。その旧宅跡は北区田端の駅から5、6分の住宅街の中にある。大正3年から亡くなるまで住んだ場所で、現在は小綺麗なマンションになっている。

花が手向けられた芥川龍之介の墓の隣りには、長男で俳優兼演出家だった芥川比呂志と三男で作曲家の芥川也寸志が共に眠っている。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya
text;Hasegawa

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