◎text
新木場の駅前に出る。新木場駅は東京メトロ有楽町線とJR京葉線のほか、りんかい線の起点駅にもなっている。JR京葉線ホームが4階、有楽町線とりんかい線ホームが2階という高架式。1階にはコンビニやファストフード店、ラーメンやうどんの店、居酒屋などが入っている。
バス乗り場などのある広々したロータリーを左手に進む。ほどなく世界の優良銘木展示場と書かれた大きな建物があり、見学が自由にできるとあったので見せてもらった。１階は草庵「木楽庵」と名付けられた茶室ショールーム。２階は黒檀床柱と花梨材の床の間、違い棚のある床脇、書院、杉無垢天井板と本畳やみごとな彫刻欄間のある二間続きの和室など、贅をつくした和室ショールーム。３階は花梨・紫檀・欅などの大黒柱、無垢床板、カウンター材、自然木、屋久杉や神代杉・秋田杉の床柱などなど、隅から隅まで銘木が所狭しと立ち並び、一見の価値がある。
店の人に貯木場に丸太が浮かんでいるような光景は見られるのかと聞くと、今は海外で製材した製品が輸入されるのでほとんど見られない。東千石橋の向こうにわずかにあるかもしれないと言うのでそこまで歩くことに。木材加工場や倉庫、廃棄物リサイクルの事業所などを見ながら東千石橋の交差点まで来た。
◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編（漂流する東京）
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photo ; Utsunomiya
text；Hasegawa
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