2012年11月8日木曜日

番外編 信州鹿教湯 文殊堂と鹿教湯温泉

◎TOKYO PHOTO SHINSHU SHIKAYU-MONJYUDO ; 2.11.2012












◎text
丸子町を通過して国道254号の鹿教湯トンネルの手前を鹿教湯温泉方面へ。鹿教湯温泉は江戸時代から湯治湯として知られている。紅葉に染まった山々に囲まれて、静かな落ち着いた佇まいの温泉街だ。

観光協会の入った交流センターで資料をもらい温泉街を歩く。お土産、食事・喫茶などが集中するのは交流センターから文殊の湯までの道。宿は家庭的な宿から贅沢な旅の宿まで周辺に22軒ある。自炊・半自炊や長期滞在が出来る宿などもあり湯治客にも対応している。

文殊の湯は湯端通りの坂を下り、文殊堂ヘ向かう五台橋のたもと、内村川の流れる渓流沿いにある。5つの源泉からわき出る高温の湯を混合し、湯もみした状態の肌にやさしい湯が送られてくるということで、色づいた木々を眺めながら入る温泉は、身も心もほぐしてくれる。

ベンチが置かれ屋根のついた五台橋から文殊堂への46段の石段を登る。入口両側には夫婦杉の巨木がそびえる。文殊堂は江戸中期の元禄14年(1701)に着工し、宝永6年(1709)に完成したとの記録が残されていて、県宝ともなっている貴重な建物とのこと。歴史を刻んだ由緒ある文殊堂が木漏れ日に映える紅葉を一層際立たせている。

◎PHOTOS OF TOKYO CITY by t.utsunomiya
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◎東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; Utsunomiya Tamotsu
text;Hasegawa Kyoko

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