2012年6月10日日曜日

白山神社あじさい祭りと東洋大学界隈

◎TOKYO PHOTO  ; HAKUSANJINJYA , TOYO UNIVERSITY 9.6.2012










白山神社で6月9日(土)から17日(日)まで開催される「あじさいまつり」。初日はあいにくの激しい雨になってしまった。オープニングの文京区立駒本小学校の鼓笛隊の演奏は中止だったが、周辺町会の模擬店は賑やかに客を呼び込んでいる。焼きそばやたこ焼き、焼きトウモロコシに焼きホタテ、焼きイカ、赤飯やおでんや団子、かき氷や金平糖などなど、花より団子の店が所狭しと並ぶ。テントの中では肌寒いなか子どもがかき氷を食べている。東洋大学の学生も11月に白山キャンパスで行われる「白山祭」(http://www.toyo-gakusai.com/index.html)のPRを兼ねてフランクフルトの店を出していた。

白山神社には青、紫、ピンクなど色とりどりに、約3000株のアジサイが咲く。アジサイには雨が似合う。露に濡れ彩りを増す。花(正確にはガク)の色は、一般に「土壌が酸性ならば青、アルカリ性ならば赤」と言われているが、土壌の pH (酸性度)は花色を決定する要因の一つに過ぎない。植物界において広く存在する色素のアントシアニンのほか、補助色素や、土壌の酸性度、アルミニウムイオン量、さらには開花からの日数によって様々に変化するとのこと。そのため「七変化」とも呼ばれる。

社殿の裏手に回るとアジサイの植えられた小山と白山公園がある。白山公園は明治24年開園の文京区最古の公園で、周囲にはアジサイが植え込まれている。こちらでは子供あじさい写生会が行われている。社殿の隣で子猫が鳴いていた。

白山公園と民家の間を抜けると東洋大学の南門に出た。キャンパスの中央にある2号館は地下2階・地上16階のシンボリックなタワー。図書館や研究室からなる。最上階のスカイホールからの眺めは格別で都内が一望できる。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto1.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto2.html
http://www.utsunomiya-design.com/photograph/tokyophoto3.html

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

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