2012年6月5日火曜日

文京区白山神社と白山界隈(撮影;5月26日)

◎TOKYO PHOTO  ; HAKUSAN HAKUSAN SHRINE 26.5.2012









文京区白山神社はいま住んでいる千駄木からは歩いても30分程度。紫陽花が咲いて混雑する前に行ってみることに。根津神社と日本医科大学の間の根津裏門坂を上って、日医大つつじ通りを本郷通りまで進み、向丘1の交差点まで来る。左に進めば後楽園、右は六義園の方向。

向丘1丁目にある文京学院大学の脇から入り、誠之小学校(せいししょうがっこう)のある西片2丁目へ。この辺りは落ち着いた住宅地。坂道があったり路地があったりと歩きを楽しめる。胸突坂を下って白山1丁目の商店街に出る。街灯に「いい街わが街Hakusan」の垂れ幕が下がり、歩道もきれいに整備されている。

交通量の多い白山通りに出る。白山下の交差点から京華通り商店街へ。京華通りの先には京華学園があり中高生が行き交う。通り沿いの脇道を進むと一気に3、4階まで上ってしまうような急な階段がある。路地の先は白山神社。粋な作業姿の若い職人さんが6月9日から始まる「白山神社 あじさいまつり」を前に急ピッチで木の枝を剪定している。

白山神社は天暦2年(948年)、現在の本郷1丁目に創建された。元和年間(1615年-1624年)に2代将軍徳川秀忠の命で巣鴨原(現在の小石川植物園内)に移ったが、明暦元年(1655年)、その地に館林藩主徳川綱吉(後の5代将軍)の屋敷が作られることになったため、現在地に遷座したとのこと。この縁で綱吉と生母桂昌院の厚い帰依を受けたという由緒ある神社。

都営三田線の白山駅で降りるとすぐに参道があり正門へと続く。約3000株の多様なあじさいがいっせいに美しい花を咲かせる。まつり期間中は、土・日曜日を中心に賑やかなイベントも開催され、模擬店も並び混雑する。

※東京都市モノローグ2011年の総集編(漂流する東京)
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photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子


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