2012年4月26日木曜日

三河島から南千住

◎TOKYO PHOTO  ; FROM MIKAWAJMA TO MIMAMISENJYU  24.4.2012








荒川から町屋にかけて、峡田(はけた)と名のつく小学校が7校ある。旧地名を小学校名として残しているのだが、峡田は「はけた」とはなかなか読めない。かつてこの地は武蔵国豊島郡に属する近郊農村地域で、大部分は峡田領(はけたりょう)に属し、三ノ輪村、千束村、三河島村、町屋村、金杉村、上尾久村、下尾久村、船方村、新堀村(にっ ぽりむら、のち日暮里村と改称)、谷中本村などの村々が存在したという。

第三峡田小学校の前を通り、明治通りを渡って都電荒川線の踏切に沿って歩くと、ジョイフル三ノ輪商店街に出る。アーケードに覆われて約520mつづく荒川区屈指の地元商店街。昼すぎの時間帯ではあまり人通りは多くなかったが、夕刻には夕飯の食材を買い求める人で賑わう。八百屋さんに魚屋さん、ギョウザの看板も多く、下町の味を堪能できる惣菜屋さんが並ぶ。

路地を入り、公春院、児童公園、真正寺の裏手の道を通り、南千住警察署前の広い通りに出た。

photo ; 宇都宮 保 
文;長谷川 京子

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