2011年7月30日土曜日

神田川界隈(水道橋〜後楽橋) 撮影;2011.7.28

◎TOKYO PHOTO  ; KANDA RIVER NO.2 28.7.2011










 
「お茶の水橋」のある東京医科歯科大学、順天堂大学あたりから急な下り坂になっていて、「水道橋」まで下りてくると道路の高さと神田川が近づいてくる。

水道橋に近い外堀通りに面したところに「神田上水懸樋跡」と記された石碑がある。
「江戸時代、神田川に木製の樋(とい)を架け、神田上水の水を通し、神田、日本橋方面に給水していました。明治34年 ( 1901 )まで江戸 ・ 東京市民に飲み水を供給し続け、日本最古の都市水道として大きな役割を果たしました。この樋(とい)は、懸樋(架樋)と呼ばれ、この辺りに架けられていました。」と書かれていて、水の供給に苦労したようすがしのばれる。

「水道橋」横の交差点は外堀通りと白山通りと交差するところ。交通量が多い。東京ドームやアトラクション、ホテルは目の前。水道橋駅西口の正面にある橋を渡ると黄色いビルがある。正式名称もなぜか「黄色いビル」。WINS後楽園という場外馬券発売所になっている。手にした競馬新聞に見入っている中高年男性の、その背を丸め壁に向かう後姿がどことなくみな寂しげに見えた。

photo ; 宇都宮 保

0 件のコメント:

コメントを投稿